心の薔薇.
俺らは、ずっと柵の横がわを歩いていた。
きっと、柵の向こう側が王がいて、地獄の世界が広がってるんだろう。
そんなことを考えているうちに、やつらの家という場所についた。
つか、でけぇ…。
沢山の黒いやつらがでかい家の前を警備をしていた。
俺を見ると、「おぉー!」とか「来てくれたのかっ!」って声が聞こえてきた。
… 中には泣いて喜んでるやつもいた。
俺が王を倒さずに違法をつかって帰らしてもらったら、こいつらはみんな消滅させられんのか……。。
…そう思うとプレッシャーみてぇのが、どっと押し寄せてきた。
けどよ…違法って…こっちの世界にも法律とかあったのかよ…。アホらし。