心の薔薇.
10メートル位進むと、そこから先は砂漠だった。
しかも普通の砂漠じゃない。
サソリがぎっしりいる砂漠。。
…遠くからはうめき声みてぇな声が聞こえてきた。
「うわ…。。ここを歩くのか…。。」
あまりのサソリの量にさすがにびびった。
「行こう…!」

カーアがそう言うと、俺達は砂漠に足を踏み入れた。サソリが潰れる鈍い音と、潰れた時にでる猛毒のしるがでる音が体をゾワつかせた。

俺は少し暑底の靴を履いていたから、少し安心感があった。
「すげぇ、広い砂漠にサソリだな。」
「そうね、それに普通のサソリより大きい…。。」
リリアが目を細めながら言った。
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