虹色サイダー
「図書館では静かに・・・・だっけ?」
私がそう言うと、驚いた顔をした皆。
あれっ?違ったっけ・・・・。
「莉音がこんな事言うなんて・・・・」
「成長したんだね。」
・・・半分バカにされた気がするのは何故?
だって、それは常識と言うやつ・・・・かな?
「まっ、勉強しよー。」
そう言ったのは歌恋で、何故か一緒にやる事になり・・・・。
歌恋は、蒼空君の隣が空いてるのに
反対の方に座ろうとしている。
「歌恋!私、そっち行く!!」
で、歌恋は蒼空君の隣に座り
私は、悠斗の隣に座った。
わっ、何か・・・・やだな。
すると、歌恋と目が合い
“どーしてくれんの”
と、顔を赤くしながら口パクで言った。
“べんきょーおしえてもらいなね”
私も口パク返し。
・・・・すると、突然隣の人に頭を叩かれた私。
「いった~・・・。」
頭を手で撫でてると
「わりぃ。わざとだから。」
・・・・わざとなんかい!
と、若干心の中でツッコミを入れた。
すると、悠斗がこんな事を言い出した。
「・・・そんなに蒼空と隣になりたくなかった?」