虹色サイダー
「・・・・こんな事言いに来た訳じゃないよ。
勉強・・・・しよ?」
・・・・そうだよ。
勉強しに来たんだ!
そして、私はばさっとノートや教科書を広げ
シャーペンの芯をかちかちと出し
お勉強タイムが始まった。
・・・・・はずですが・・・・
・・・・全く進まない。
皆静かで、聞く勇気もないし・・・・
悩んでおくフリでもしとこうと、
シャーペンをくるくる回していると
「・・・・勉強は?」
・・・と悠斗に、すごく冷たい目で見られた。