虹色サイダー
真顔な悠斗。
・・・・何でだろう。
私は、自分が言った事を、思い出して見て、
“痛くないよ”
って言った事を思い出し、
顔を手で隠した。
私・・・・何言ってんだか・・・・
そして、恥ずかしさで俯いていると
ぐいっと顔を上げられ
ほっぺとぐいぐいと摘まれた。
「・・・・何か、いひゃいです・・・。」
真顔な悠斗は、私の目をじっと見た。
そして、ほっぺたを摘みながら
「お前さ・・・・・」
・・・・私には、少しカチンとくるような言葉を言う。
「お前さ、勉強わからねぇだけだろ。」