虹色サイダー





「座れ。」




私と悠斗は、皆がいない所にやって来て、





悠斗がここに座れとイスを引く。




私は、その指示通りにそこに座った。






「・・・・何をするの?」




全くわからない私は、





教科書やら、いっぱい持っている悠斗に尋ねる。





「見たらわかるだろ。

勉強すんの。」




と、冷たく言い放った。




・・・・え、勉強ですか?




・・・私、勉強がわからないなんて言ったかな?





「やっぱりな。」




悠斗は私を睨みながら言う。





「やっぱり・・・?」




良くわからない私はうーんと考える。





すると、悠斗が





「早くしろ。」




と、私の教科書を開けた。






< 137 / 180 >

この作品をシェア

pagetop