虹色サイダー
「多分、だけどね?」
「うわー、オス?メス?」
「メス。」
こんなやり取りをしており、「なーんだ、女子か。」と呟く蒼空君。
「そこっ!静かに!!」
みっちゃんに怒られ・・・・
とうとう、みっちゃんがこう言いました。
「今日は転校生が来ています!皆、仲良くするように!!」
私は、歌恋の方を見た・・・
すると、歌恋が
「恋の敵にならないと良いね。」
ぼそっと呟いた。
「うん・・・。」
私は、ちらっと悠斗の方を見て言った。
本人は相変わらず寝ているので、肩をぽんぽんと叩き起こした私。
「悠斗!転校生がくるよ!」
「・・・・・オス?メス?」
私は、オスとメスかぁ・・・と思いながら
「メス。」
と、答えた。
すると、悠斗は
「興味ない。」
と窓の方を見た。