虹色サイダー
や、やばい!?
「うおっ、死んじゃやだよ。」
勢いよく言ったら、
「いや、死なないから。」
あははっと笑いながら言った。
なら、良いんだけど・・・
「あっ、やばいかも。」
頭がふらふらしてきた私がそう言う。
「ちょ、莉音!?あんたの方がやばいんじゃないの?」
歌恋が、私の背中を擦りながら言う。
本当に・・・・駄目かも・・・。
すると、
「悠斗君・・・?」
歌恋が不思議そうに言う。
「ほら、行くぞ。」
悠斗が私の手を引っ張り立たせる。
ま、待って・・・・
行くって・・・・
「どこに行くの・・・?」