虹色サイダー




すると、布団の上から



「お前って・・・本当にバカだよな。」




と、呆れ気味に言う悠斗。




私は・・・・





ふっと寂しくなったような気がした。




困らせたかった訳じゃない・・・・




けど、困らせてしまってるんだ。





「悠斗・・・・」




「ん?」





「ごめん・・・ね。」




私は悠斗の目を見、そして一気に布団を被った。





だから・・・・





もう・・・・




「教室、戻りなよ。」



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