虹色サイダー
「莉音。あんた、また言ってたよ。」
「あっ、そう?」
「うん・・・・・。じゃあ、噂の水城悠斗君。自己紹介お願いします!!」
・・・・何か、この2人が戦ったら・・・
歌恋、勝つだろうなー。
「・・・水城悠斗・・・・。」
それだけ言って、また机に顔を伏せた。
この人が、かっこよくて、運動神経抜群で、頭が良い人!?
「歌恋・・・。この人、本当に水城悠斗?
詩織ちゃんから、聞いたのと違うようなー、違わないようなー?
朝も、バカにされたし?されたし・・・」
そして、水城悠斗の方を見ると
目を覚まし、こっちを見た。
「・・・・・」
何!?
「お前さぁ・・・朝のやつ?」
「はぁ・・・。」
皆、2人知り合いなの!?
って・・・・違う違う。