虹色サイダー



「可愛いなぁ。」



「莉音、どーしたの?」



呟いたのは歌恋にばれてしまった。




「恋かぁ・・・・。」



私、恋したことあったっけ?



てか、私・・・・ばか!?




「どっ・・・・どーしよぉ・・・。」



あーあ・・・・私、終わったかも・・・。




「莉音!3人とも行っちゃうよ!?」




「うん・・・・バイバーイ。」




歌恋・・・・私、本当にどーしよう!




「まっ、恋してなくても、いつかは出来るよ。」



そっか・・・・。


って、


「はっ!?」



・・・と、私の声が廊下中に響いた。



そして・・・・先輩達が部室から出てきた。



「莉音ちゃんどーしたの!?」


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