虹色サイダー



・・・・みっちゃん、



自分達が話聞いてないから悪いけど、



これは、めんどくさいよ。



「ねぇー・・・野崎君。是非お手伝いを!!」



私は、野崎君に頭を下げる。



でも、



「いくら有名人からのお願いでも・・・しかも、名前間違ってる。」



「あ、ごめんね・・・?お手伝いを・・・」



お手伝いをして・・・言いかけた途端、



ごめーーんと言って、逃げてった。



「野崎君のバカ・・・。」




「お前が言えることじゃないけど。」



そんな事を言う悠斗と睨む。



すると、



「しょーがねっ。」



と、一言だけ言い、



私が持たないといけないはずの荷物を



半分持ってくれた。




「え・・・・?」
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