虹色サイダー
声がした、後ろの方を向く。
「あ・・・・先輩。」
後ろには、にっこり笑顔の
フルートの2年の先輩、琴葉先輩と七美先輩。
「それは、恋に近いと思うよ。」
そして、かーわいっ・・・って言う琴葉先輩。
「恋・・・・ですか?」
「うん、恋じゃない?」
「えっ!?莉音ちゃん、真白ちゃんに恋してるの!?」
「七美のバカ!!そんなわけないじゃん。」
七美先輩は、天然なんです。
・・・・で、琴葉先輩は、そのツッコミ役・・・というか、
七美先輩のお姉さんみたい。
「・・・で、何でもやもやしてるの?」
そーでした・・・。
ん~・・・・。
予想では、明日、何かが起こりそうだから・・・。
「まっ、いつか気づくんじゃない?」
「はい・・・・。」
私が、気づけてないだけ?
・・・・難しい気持ちだ。