虹色サイダー



「莉音ちゃん叫ばないの!もうすぐ、着くんだから!!」



・・・と、みっちゃんには怒られ、



皆には、くすくす笑われ・・・。



「みっちゃんー、着くってどこに行くんですかー?」



これが一番の疑問。




「莉音ちゃん!水族館だよ!水族館!!!」



沙羅ちゃんは、わくわくした目で言ってきた。



もちろん・・・・



班行動だよね?




まっ、このメンバー好きだからいいけどね。



すると、バスが止まり、




「着いたわよ!!皆降りて!!!」



みっちゃんの声が、バス中に響く。



悠斗は、まだ寝ている。




「ほらっ、莉音起こしてあげて!」



「・・・・はーい。」



めんどくさいけど・・・・



起こしますよ!



「悠斗ーー、着いたよ。起きて!」



・・・・だけど、反応無し。



「・・・・・悠斗ーー!起きろーーー!!!」



・・・・だから、叫んでやった。



・・・・でも、動きもしない。



もう、諦めて外に出ようとした時、



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