虹色サイダー
私は、とらないから安心して!!
・・・・好きじゃないから・・・。
そして、ぱっと腕を離し、
すこーーしだけ、りんちゃんを睨んだ。
この女子はむかつく系だよ。
「莉音!!ほらっ、行くよ!」
急に歌恋に声をかけられ、
周りを見ると、5班だけ。
「もー、2人してぼーっとしない!」
そして、歌恋に無理やり引っ張られ、
水族館に連れて行かれた。
中には・・・・
うちの学校ばっか。
「・・・アヒル居るかな?」
私は、ぼそっと呟いたつもりなのに
『何でアヒル!?』
・・・・と、周りの人にツッコまれてしまった。
「んー・・・・じゃあ、メダカ?」
「何で、ペンギンとかじゃないの?」
と、歌恋が笑いを堪えながら言う。