やったね!!不良学園
まぁ、窓際の一番昼寝に快適な席やしな…。
ってことでそこに向かいながら、
「俺、ええよ。そこで。」
って答えといた。
「うっしゃッ!!」
「藍沢ー。お前死ぬぞー。」
「なんでやッ!?え、俺まだ死にたないッ!!」
こんな最悪な高校に転校してきて、いきなり死ぬとかマジくそやんッ!!
「おい敦貴!!
別に俺は昂じゃないんだから、大丈夫だろ!!」
「赤松、ソイツまず男だぞ。」
「……。」
…何の話をしてんねや?
「僕の話してんの?」
ビクッ
は?いつの間にコイツ俺の隣におんねや!?
つか誰やねん!!
「篠塚ー。お前遅刻のくせに、なんでそんな堂々としてんだよ。」
「昴ー。お前喋んなきゃ遅刻免れられたのにー。
もったいねぇな。」
「ってゆうか、君は誰?」
「は?俺?」
「うん。
なんで逸樹の席に座ろうとしてんの?」
「いや…、だって秦哉?がここ座れてゆうたから…。」
「ふむ。じゃあいっか。
僕の名前は篠塚 昴(シノヅカ スバル)。
よろしくね?…えっと、」
そう言いながら手を差し出してきた。
「あ、俺の名前は藍沢 諒や!!
よろしくな!!」
そう言って俺も手を差し出して握っといた。
なんか、この学校にきてようやくマトモな奴に会えた!!
「あんたは神や!!」
「あははー。
ありがとう。」
なんかめっちゃ紳士やん!!