やったね!!不良学園
「…ゴホン」
ハッ!Σ(゜д゜;)
す、昴に睨まれてしもーた…。
「とにかく、諒は問題に答えられたんだから
外出してもいいよね、寮長?」
「…ちっ。」
「んじゃ諒、いってらっしゃい♪」
「あんま遅くなんなよ?」
「…いってら」
口々に送迎の言葉を送られた俺は、暁に会いに寮を後にした。
………………。
「…えっ?」
走ってる途中でふと疑問が浮かび、慌てて足を止め振り返った。
そんな俺を不思議そうに見つめる4人。
…4人。
「…いつの間に秦哉と夏輝は来たんや!」
そう、会話していたときは確かに黒瀬と昴だけだったはず。
それなのにいつの間にか秦哉と夏樹までいて…
「…なんでって、なぁ?」
「……」
「…夏輝?」
「…Zzz」
「寝るなやーっ!」
「やめろ、まこ。
夏輝を起こすな、死にたいのかっ!」
「…っ!すまん、秦哉…。」
「いや、わかってくれればいいんだ…。」
「いつまでそんなしょーもないコント続けてんの、君たち。」