極上学園


「ったくいい加減どけや、いつまで乗ってるつもり?」


あれ?
東條先輩ってこんな人だっけ?

いつも笑顔でみんなに優しくて
それで時々みせる寂しそうな顔にキュンってする。
決まって告白を断ったあとに見せる表情が堪らなく守りたくなる。

それに東條先輩は


「聞いてんの?思い。はやく退け」


こんな言葉をつかわなぁーい


ドサッ


ん?ドサッ?
何?背中が冷たい。


空がみえてる。
あっ東條先輩の顔だ。
やっぱキレイ....って


「えええええええ」


「お前は煩い。いつまでも乗ってるのが悪い。」


そぉ言って先輩はあたしの
首筋に顔を近づけてきた


「んっ、せんぱっ何してるんですか」


「俺は海。海だよ先輩じゃない」

そぉ言って先輩は
あたしの膨らみに触れてきた。


「えっやめて、先輩」


「…………だから海だって。次はないよ」


えっどぉゆう意味?


「えっ?せんぱっんんんんん」



言い終わる前に先輩に口を
塞がれた。


「せんっぱぁ、ふぁくるし、」


「………次はないって言っただろ俺は海だ。」


「かっ海?」


「そぉ正解。」


そぉ言って極上の笑顔をあたしに向ける先輩。

ドキンっ。
その顔反則だよ。


「海。」


「んっ?どぉしたなな。」


えっ?
今ななって。
あたしの名前なんで

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