極上学園


「なっんであたしの名前知って...」


「ほら、これだよ天童ななさん。」


えっ?


「あっあたしの生徒手帳」


でもなんで先輩が持ってるんだろぉ...


「さっき誰かが降って来たときに一緒に落ちてきたんだよ(黒笑)」


あっ、なんかブラックなオーラが見える。


「ぁの、すいませんでした。」


「あぁ。別にいいよ。まぁおかげで完璧遅刻だけどな。」


っと言って少しイジワルナ笑顔を見せた先輩。

キュン
うー、ドキドキする。


って、んっ?
先輩が遅刻=あたしも遅刻。


「ちっ」


「ち?」


「遅刻だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。すいません先輩。あたし今日のところはこれで失礼しますでござる」


「ござるって、お前は忍者かし。笑」


あっ、この笑顔だ。
この笑顔に弱いんだよねあたし。

って、ドキドキしてる暇はない。


授業行かなきゃ!


「それじゃ失礼します。怪我なんかあったら言ってくださいね。(上目遣い+涙目)」


「あっ、ああ////」


先輩顔赤いな?
まぁいっか。

それより授業ー。
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