いつまでも君を見ている
「お前は強制だ。それと今日の生徒会はこれで終わりにする」

「やけに早いね」

副会長、ごもっともです。

私はなんのために呼び出されたかわかんないじゃん。

「あぁ、顔合わせだけでもしてもらわないとな。特に篠田には」

はい。

そうですか。

じゃ、部活いこーっと!

「それじゃ、さよーなら」

「どーこ行くの?」

なんか、なんとなくだけど、翔君はわるいやつじゃないようなきがする。


「……部活。失礼しました」






「部活熱心なんだね。未菜ちゃん」

ニッコリ笑う翔。

そんな中今まで一言も喋らなかった人物が口を開いた。

「……俺も帰る……」

「ずいぶん機嫌が悪いんじゃない?俊」

「……別に……」
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