いつまでも君を見ている
「お前が告白されてたら次の日は雪だ。今年、雪は降ってないからな」

しかも、まだ夏にもなってない、と言って私を攻める。

失礼だ。

藍と栞那だけしか知られたく無かったのに……。

ま、2人とも、バレたく無かったのにバレたんだけど。

私は諦めて今まであった呼び出しの事を正直に話した。









「……やっぱり」

「え……?どういうこと?やっぱりって……」

気づいてたの?

まさか。

男子にバレたのは斉藤だけだし。

「体育着に血が付いてるって言ったときがあったろ?その時に呼び出しだって気づいた。指切れたって言ってたけど、切れて無かったし」

嘘……。

あの血だけで?

あのとき、普通にしてたのに……。
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