地味子がモテ子になれるまで
また一難
「ねぇ、空海くん」
「…ん?」
「少し、痛いな」
「あ…あぁ」
そんな会話をしながら
着いたのは屋上。
あ、ここだったな。
自己紹介とかされたの。
あのときは
可愛くなるとか
どうでも良かったし、
なりないなんて
思ってなかったな。
今は可愛く
なりたいって思うし…
メイクはまだ
上手くできないけど
雑誌を見るのは好き。