地味子がモテ子になれるまで




ゆっくり目をあける。



キラっと
眩しい太陽の光が
目にあたりゆっくり
あけた目をすぐさま閉じる。



「…何やってんだ、お前は」



隣から半ば呆れ顔の人が
喋りかけてきた。



「…だれ、ですか」



「殴り倒すぞ。」



「すみませんっ、千歳様!!!千歳様でした!!!!」



何で私が謝って
いるんでしょうか?



そういえば…



「どこですか、ここ」



「僕ん家だよ」




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