地味子がモテ子になれるまで




目が覚めたのは
夜中だった。



「半日も寝てたんだ」

そう呟き、
ベッドから降りた。



寝過ぎたのか
立ちくらみがした。



水を飲みに
下におりていたら、



リビングから
声がきこえた。



「私が、私が…しっかりしていなかったから」




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