heart
「あの昨年、この学校入った時、先パイに一目惚れしたんです」
「………………ふ〜ん。……………それで?」
「えっ……えっと……………その……す……好きです付き合って下さい」
(やっぱり……。そう来たか)
「わりぃけど。俺、あんたみたいにもじもじした女、タイプじゃねーし、嫌いなんだわ。じゃ」
毎回俺は、こう言って断る。その方が、楽だから。
(てか、さっきの女……たぶん1コ下の男共が、可愛いだの言ってる女だと思う。
あんな女の何処がいいのか………。理解不能だ。)
そんな事を思いながら、校舎の方へと歩き出した時……。
「いっっった」
(……(゜ロ゜;)