コンビニとヤンキーと妄想姫


  お決まりの気づけば家の前


  好きな人といるとき


  時間はアッというまに


  すぎるんだ…



  「もうついちゃったね…」




  やばい…なんか



  さっきのこと思い出した。



  急に手が震えてきた

  

  「だいじょうぶか…
   顔色わるい…」



  龍二の大きな手が


  やさしく私の頭の上にのる



  張り詰めていた糸が


  しずかにきれる


 
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