コンビニとヤンキーと妄想姫




「パンダかわいいね!!

   りゅう・・・・じ?」




  後ろをふりかえったら




  人ごみだけがあって



  私の隣に龍二はいない…






  「うへぇ・・・りゅうーじー」





  軽く泣きそうになりながら



  小声で龍二の名前をよぶ



  たくさんの人ごみに



  かきけされていく。





  「・・・どーしよ・・」





  最悪だよ。



  
< 201 / 422 >

この作品をシェア

pagetop