コンビニとヤンキーと妄想姫




  「おぃ。」




  びくっとして上を見ると




  「りゅうじ・・・。」




  今日は涙腺ゆるゆるよ~~




  
  「なに泣いてんだよ。
   お前は俺が東京に行って

   ほしいのかよ・・・。」




  「なんで?違うよ。」




  必死で言う。そんな事思ってない




  「はぁ・・~どんだけ心配
   したと思ってるんだよ」




  声低い・・。




  「ごめんなさい。」





  龍二の手が頭にのる



  「今日…うちくる?」






  急にやさしい声が降ってくる。

  





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