コンビニとヤンキーと妄想姫
----美佳side----





  「早く寝るんだぞ…明日も

   早いんだから。」




  小さくうなずく。




  
  涼斗が歩き出す。





  ぐっと涼斗の着ている服の裾


  つかんじゃったよ…。




  振り向いた涼斗の顔をしっかり

  見れないよ・・・・-


 
  
  下を向きながら



  「あのさ・・・。あさって?

   話したいからさ・・
   一回のロビーきて…?」




  まだ少しぬれている髪を


  涼斗の大きな手がかぶさる

  くしゃくしゃってされた。



  「いいよ…。」




  恥ずかしくて顔あげれない


  にやけた顔みせたくないし




  
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