コンビニとヤンキーと妄想姫








  ドアが閉まると



  我慢していた涙が一気にあふれだした。







  怒っていたはずの龍二の顔は






  さびしそうだった。






  私は龍二に愛されてたんだな。



  まさかこんな最後がくるなんて





  思ってもみなかったよ。



 


  お父さんに紹介してないじゃん

  お母さんのご飯たべてないじゃん




  一緒に動物園いっただけじゃん



  本当に本当に好きなのに






  
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