コンビニとヤンキーと妄想姫
----龍二side----





  






  「杏奈は…もう俺のとこに
   帰ってくるなんて

   思ってません!でも・・・

   お願いだから杏奈から

   離れてください。」





  自分はなにいってるんだろ。

  アホで馬鹿みたいなこと



  「お願いします。」




  人気なのナイ喫茶店で頭を下げる俺




  「・・・やめてください。」



  焦る男の声がふってくる。




  「本当は杏奈に言うなって絶対に

   龍二には言うなってとめられてた事
   なんですけど・・・。

   俺にも何でそうしたのかって
 
   理由は教えてくれなくて
   ただ、ひとつだけ
   龍二が幸せになるためには

   こうするしかないって

   泣きながら言うから・・。」





  俺の幸せ?

  俺のため。




  「だから浮気相手のフリしました

   ほんとっすいません!
   杏奈はきっと…いや絶対
  
   貴方のこと大好きです

   あの日もすごく泣いてましたから」
















 
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