コンビニとヤンキーと妄想姫
----龍二side----






  面接が終わった。


  なんとか真面目に頑張った。




  杏奈に会いにこう。





  杏奈の家に向かう



  よく2人で通った道。



  一人で歩くのってこんなにさびしいんだな




  この角をまがれば杏奈の家が見えてくる




  角を曲がると



  「いってきま~す」



  久々に聞いた懐かしい声。


  玄関からでて小走りでどっかに向かう杏奈。




  その背中に声を掛けようとする




  「あ・・・。」



  『好きじゃなくなった』



  杏奈に声をかけたらそういわれるような

  気がして…声がでなかった。




  杏奈はどんどん小さくなっていく



  

  
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