年下ライオンと甘々なKiss
なんだか、面白いものを見ているよう
に目を輝かせてそう言う
梓。
ただ、楽しんでいるんだろうけどね・・・。
「で、どうしろって言うの?」
「そりゃぁ・・・・
あたしを食べて?って言うしかないで
しょ?」
「はぁいいい!!?」
もっと無理だから!!
あれなの!?
彼の誕生日に、
自分にリボンをつけて
「あたしがプレゼントよ?」っていう
ドッキリ感覚なの!?
いやあぁぁあ!!
絶対に無理なんですけど!
バレンタインにやれってのはきつい
んじゃないのかな?
「えぇー無理?」
「無理だから!!」
あたしが断ると、
梓はかなり残念そうな顔をした。