年下ライオンと甘々なKiss

そんな顔されても・・・・・・。


「けど、チョコはあげるよね?」

「う~~ん。どうしよう・・」

「あげな」

「はっ、はいいいい!!」



“あげな”そう言った梓はかなり怖かった
よ・・・・・・。


けど、確かにあげないのはないかも
しれないな・・。



よーし!!

頑張っちゃうんだからね?



あたしは、

当日までは・・椎に内緒にしてチョコを
作ることに決めた。



料理はそこまで得意ではないんだけど、
椎のために頑張る!!




「葵夏ファイトぉーー!!」

「ぷっ・・。独り言にしちゃかなり・・
声でけぇな?」

「なっ・・・。いいじゃんか!!
ほらほら!!椎行きなさい」

「へーへー」



気合を入れるために叫んだのに・・

椎に勘違いされたって・・絶対に。


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