年下ライオンと甘々なKiss
俺は、
お返しなんてやっぱ考えても考えても
思いつかなかった。
最終手段で智志に聞くことにした。
「んなの・・・お前がセンパイになにして
あげたいかじゃね?」
「俺が・・?あいつの喜ぶことしてやり
てぇよ?」
けどさ・・そこなんだよ!!
なにをしてやればいいんだ?
やってやったらいいことがわかんねぇんだ
よ俺・・。
どしたら、喜んでくれんの葵夏?
「それよくね!?」
「どれ!?」
「お前が一日センパイの言うことなんで
も聞けば?」
俺が葵夏の言うことをなんでも聞く?
所謂・・・パシリか!?
俺がパシリ!?
「それやれば・・葵夏喜んでくれんだ
よな?」
「だろうな。ちょうど月曜は俺ら休み
じゃん?」
「ああ。平日なのにラッキーだよな」
「デートでもすれば?」
「その手があったか!!」