年下ライオンと甘々なKiss
俺らんとこは、
事情によりってか先生たちがなんとか
っつって聞いてんだけど・・・
月曜のホワイトデーの日が休みだ。
まぁ、
ここは利用しねぇとな。
「智志サンキュー!!」
「おう。頑張れよ!!」
あとは、
葵夏をデートに誘うだけだな!!
―――。
「椎馬鹿だな~。センパイだったら、どうせ
椎と一緒に居れたら嬉しいのにさ」
智志の呟きはまったく俺には聞こえてねぇ。
「葵夏!!」
「あっ、椎。今日も部活頑張ってね?
けど・・少し来るの遅いよ?」
「部活・・?あぁ!!」
俺は、
部活の前ギリギリまで教室に残って
誘い方の練習をしていた。
俺らしくねぇんだけどさ・・。
途中で部活のことなんてぶっ飛んで・・。