コトバ
☆
~おまけ~
「そーいえば
俺ら 付き合い始めたから」
健司と両思いになって数日後
いつものように屋上でお昼を食べていた時に 健司が私の肩を抱き寄せ、サラッと言った。
「「はぁ~!!?」」
皆からは驚きの声。
「えっ
千春は優斗と付き合ってるんじゃ…?
健司も祐美が…」
混乱している南。
「千春がタイプは優斗とか言って
素直に言わねーからさ
だから俺も
つい
[こん中なら祐美]とか言っちまったんだよ」
「へぇ~
健司 あの時ショックだったんだW」
にやにやしながら康平が言ってる。
「まぁ 私から言わせれば
あんた達2人は両思いなの
一目瞭然だったけどね」
と恵里香。
えぇ!?
「だよねぇ
千春が[私も優斗]って言ったとき
殺してやろ~かと思ったもん♪」
笑顔で言う利恵。
目がマジなんですけどι
「…ってことは
優斗もフられちゃったんだぁ」
祐美がそう言った。
うぅ…ι
優斗は
「まぁね
でも千春
俺のこと好きって言ってくれたよ」
と 健司の方を見ながら
にっこり言った。
って
ちょっと待て~~
『そっ
それは―…』
焦る私。
だって
明らかに健司が不機嫌なんだもん!(涙)
「…言ったのは本当なんだな」
そう呟く健司。
~っ
『友達としてだもん!
それに健司のことは
大好きだし!!』
・
そう言うと
抱き寄せられ、そっと唇にキスされた。
「これで許す!」
ニカっと笑う健司が可愛くて
思わず笑みがこぼれる。
「…ちょっとお二人さん
私たちの存在忘れてません?」
…恵里香の声。
「『あっ…ι』」
すっかり忘れてました(笑)
END.