コトバ
★2
私たちはお弁当を持って屋上へ来た。
そこには既に男子4人と女子2人がいる。
「もぉ~っ
千春達 遅いよ!」
「そーだよ」
「腹へった」
『ごめんごめん』
「この子が
ぼーっとしててさ」
私のせい!?
まぁ そうなんだけどι
「まぁ
集まったんだし食べようぜ」
「「うん」」
私達8人はいつも屋上でお昼を食べている。
ちなみに8人っていうのは
男子が健司、優斗、南、康平。
女子が私、恵里香、祐美、利恵
って感じ。
「なぁなぁ
皆、好きなヤツできたかー?」
そう言ったのはいつもテンションの高い康平。
「わー
今日は語っちゃう??」
利恵がすぐにのる。
「じゃあさ、じゃあさ
こん中で誰が好みか言い合わねぇ?」
南がそんな提案をする。
「えぇ~?」
[えぇ~?]って…
そんなこと言いつつ、顔が笑ってますよ
恵里香サン
「んじゃ
まずは女子からね♪」
やることはもう決定なのねι
…っていうか
そんなことしたら 皆に健司が好きなのバレちゃうじゃん!!
どーしよう・・・
「私は~
優斗かな♪」
そう言う恵里香。
「あ~
私も優斗」
利恵が続く。
男子からは大ブーイング。
ま、優斗は優しいしかっこいいからね(笑)
「千春は?」
えっ
て
もう私の番!?
…ここは
合わせとけばいっか
『‥私も優斗かなっ?』
「「えっ!?」」
えっ?
皆驚きすぎじゃない??
「千春は健司だと思ってた~」
「なっ!」
次々と言うみんな。
そんな中…
「…マジで?
俺も千春のこと良いと思ってたんだよね」
と、優斗が言った。
「やったじゃ~ん☆
おめでと2人とも
千春は健司だと思ってたから 今の聞いて安心したよ」
そう言う祐美。
安心…?