魔法の言葉
少しやると慣れてきた。

それでも、いつもやらないことをするのは大変で

ボールが遠くに
行ってしまった。

あわてて取りに行って、
ボールを拾うと

疲れがどっとおしよせた。

これは、ヤバイと思って
男の子に近寄った。


「お姉ちゃん、ちょっと
疲れちゃった。
今日はもう戻るね。」


私は、男の子の顔を
見る余裕もなく
その場を後にした。


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