魔法の言葉
そして、病室に戻ってくると素早くベッドに
潜り込んだ。


そしてすぐに眠った。



一時間くらいして
お昼ごはんが
運ばれてきたけど

あまりの具合の悪さに
手をつけることが
できなかった。


そしてとにかく、
寝続けた。


夢の中で、誰かが呼んでる気がした。

目を開けると心配そうな
顔であたしを見つめる
先生がいた。

「りい、気がついた?
とりあえず熱はかって。」
「ん…」

ピピッ
体温計がなった。

先生はあたしが体温計を
見る前に抜き取った。

先生は体温計を見つめながら深刻そうな顔を
していた。


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