魔法の言葉
裕太side

散歩から戻ってきたころだろうなと思っていたら、

担当のナースに
話しかけられた。

「理衣沙ちゃん、朝は半分以上食べてたのに

お昼は手もつけてないみたいなんです。」


「そうなんだ…。
とりあえずこの荷物

おいたら様子
見てくるよ。」


おれは、すごい不安になった。

自分が許可したせいで
りいに何か
あったりしたらと考えるといてもたっても
いられなくなった。

そして、りいの元へと
足を急がせた。
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