魔法の言葉
病院
「着いたよ。夕飯まで時間あるし、ゆっくりしててかまわないから。」


「はい、ありがとうございます。」


「あのさ、ご家族に連絡しても繋がらないんだけど…?」



「あたしから連絡するんで、大丈夫です。」


「えっ、でも」
「とにかく、自分で連絡するで、」



「じゃあ、夕飯前にまた来るからそれまでに連絡しておくように。」

「はい…」

今の先生は、なんか怖い顔してる。

きっと、あたしのこと面倒くさくなってるんだ。


はぁ、また嫌われたのかな…







まあ嫌われるのなんて、慣れてるから大丈夫だ…



大丈夫だ…。
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