SOUND



「もう少し経ったらどっか行くんじゃん?…風呂入ってくる」


「あ、そう?なら無視してていっかー」



そんな事を言っていたがとりあえずこっちを無視して風呂場に向かった。




「………ふぅ…」



程よい湯船の温度と安らぎ感に極楽状態の私。

けれど、一つ問題だとすれば未だに聞こえてくるバイク音。それは風呂から上がってからも続いていた。



「風呂でたー」


「はぁーい、わかったー」



二階にある自室へ向かう。……まだ聞こえる…。


今の時刻は11時の少し前位、私が帰って来てから既に二時間も経過しているのに…。

カーテンを少しだけ開いて外を覗いて見た。




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