あわ玉キャンディ
≪4≫
溢れる、『好き』
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「......ん...」
玄関に入るなりキスを落とされる。
壁に寄りかかり、精一杯応える。
いつもは切ない気持ちが付いて回っていたけれど、今は違う。
あたしと霧崎さんは、恋人同士なんだ。
もう、好きって言っていいんだ...。
今なら、死んだって幸せ。
それくらい、嬉しくてたまらない。