あわ玉キャンディ
「.........わぁ」
パッパと服を脱ぎ終えて浴室のドアを開けて、一番最初に目に入ったものに歓喜の声を上げる。
それは、真っ白な浴槽。
入浴剤、入れてくれたんだ...。
なんか、感動。
霧崎さんって、意外と気を利かせてくれる人だったんだな。
今までわかんなかったけど。
あんまり長風呂をしちゃいけない、と思ったあたしはパッパッパと体や髪を洗った。
「ふぅ...」
そして真っ白なお湯に体を浸からせて、ひと息つく。
......きもちーな。
なんだかいつもより、ずっとずっとリラックスできる気がするよ。