君恋
好意を寄せてもう何度目のデートだろう。
こうして、彼女は俺のキモチを知っててワザとキモチを確かめるように俺の心を乱す。
「じゃーん♪♪今日いつもと違うんじゃん??」
基本、彼女は俺が知ってる前提でいつも話しを進める。
―……髪色が少し・・本当に少し明るい。
「髪染めたな?」
彼女は、じっと俺を見つめる。
間違ってるのかな?
彼女といると不安という文字ばかり、頭をよぎる。
「ち―が―うっっ!!」