君恋


「知浩お前またミキちゃんのお誘い断ったんかい~!!」


………うぜぇなぁぁ。。

「悪いかよ~安西」

「悪いわ」

即答する安西は、またパソコンに視線を移す。
無駄口するヒマもないぐらいに、忙しい時期。
彼女と会ってる時間なんてないくせに。
そんな貴重な時間に、俺何やったんだろう。


「……知浩?お前今日いつもより変だぞ?」

いつもってなんだよ。
俺はいつも普通だつーの。


< 5 / 8 >

この作品をシェア

pagetop