難しい恋は遠慮させてください
男女。高校へまいる!
「お母さーん!入学式に遅れちゃうよ!」

朝です!

今日は高校の入学式です!

方向音痴の私はお母さんと学校に行く約束をしてました。

「眠いからリオ先行って」

はぃー!!??

私が方向音痴だって知っててですか?

鬼ですねぇ。
はいそれでも一人で行きますとも
仕方ないし!

1時間半後。

足にクツズレを一つ作りながらも何とか到着。


その後、自分の教室の前でウロウロする私。

人見知りだから教室に入るのも一苦労。

やっと中に入ると、教室には五人くらいの男子しかいなかった。

私の席は廊下側からニ番目の列の一番後ろ。
隣は誰もいない。

女子がいないせいですっごく気まずい。

私来るのが早すぎたのかなあ?


チャイムがなる直前に生徒がぞろぞろと入ってきた。

私の隣もうまった。
両隣は女子。

ホッとしたような残念なような…

高校生活では女の子に見られるために胸まである長い髪をおろした。

隣に座ったこと目が合った。

ニコッとほほえんだ女の子。

感じのいい子だなって思って、私もほほえみ返した。





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