my story.
入学式
今日は、中学の入学式
新しい制服に新しい靴
それに、新しい通学路、
そして、新しい校舎へと向かう。
小学時代から仲がよかった雅美
の家の前に集合し、これから
3年間通う、中学に向かった
雨の雫が、傘から垂れ落ち
まだ新しい制服に、ポタポタ
と落ちる。
歩いて15分ぐらいの距離を
雅美と一緒に、胸をワクワク
させながら、登校した
学校につくと、早くつきすぎたのか
数人、ぽつぽついるぐらいだった
一目散に、私の目に飛び込んだのは
くらす発表と大きく書かれた
一枚の紙だった。
駆け寄り、目が釘付けになった
「い、い、い…」
声に出しながら、自分の名前を
探した
出席番号が早い私は
すぐに、自分の名前をみつけた
1年4組4番だった
となりを見ると、
出席番号が遅い雅美が
もくもくと自分の名前を探していた
「彩伽、同じくらす!」
となりの雅美が雨の音をかき消す
ぐらい大きい声で叫んだ
だけど、私は、その声が
聞こえないぐらい必死に
ある人の名前を探していた
ある人というのは、
以前小学時代に付き合っていた
"正吉卓哉"
正吉卓哉の名前を必死に探していた
何回も何回も見直した
だけど、卓哉は2組だった
私はまだ、卓哉が好き
本心は、同じクラスがよかった
だけど、別れて以来
まともな会話はしていない
だから、同じクラスになっていたら
気まずいかも
そう考えると、同じクラス
じゃなくてよかったのかも
複雑な思いが私の頭の中をよぎった
新しい制服に新しい靴
それに、新しい通学路、
そして、新しい校舎へと向かう。
小学時代から仲がよかった雅美
の家の前に集合し、これから
3年間通う、中学に向かった
雨の雫が、傘から垂れ落ち
まだ新しい制服に、ポタポタ
と落ちる。
歩いて15分ぐらいの距離を
雅美と一緒に、胸をワクワク
させながら、登校した
学校につくと、早くつきすぎたのか
数人、ぽつぽついるぐらいだった
一目散に、私の目に飛び込んだのは
くらす発表と大きく書かれた
一枚の紙だった。
駆け寄り、目が釘付けになった
「い、い、い…」
声に出しながら、自分の名前を
探した
出席番号が早い私は
すぐに、自分の名前をみつけた
1年4組4番だった
となりを見ると、
出席番号が遅い雅美が
もくもくと自分の名前を探していた
「彩伽、同じくらす!」
となりの雅美が雨の音をかき消す
ぐらい大きい声で叫んだ
だけど、私は、その声が
聞こえないぐらい必死に
ある人の名前を探していた
ある人というのは、
以前小学時代に付き合っていた
"正吉卓哉"
正吉卓哉の名前を必死に探していた
何回も何回も見直した
だけど、卓哉は2組だった
私はまだ、卓哉が好き
本心は、同じクラスがよかった
だけど、別れて以来
まともな会話はしていない
だから、同じクラスになっていたら
気まずいかも
そう考えると、同じクラス
じゃなくてよかったのかも
複雑な思いが私の頭の中をよぎった