泣き虫
私のお兄ちゃん
おにぃちゃん……
淋しいよぉ逢いたいよぉ
(ガチャガチャ)
「……!!!」
「お、おにぃちゃん!?」
まさかと思って玄関
まで走っていくと……
( ダンッッ)
「きゃぁ!んっ…ふぁああん」
心愛は急にだれかに
抱きしめられた
……と同時に誰かの唇が
心愛の口に
「んっ…ふぁ…あっんっ」
「だぁっ…んぁ…れぇ…?」
唇が離れ顔を上げると
そこにいたのわ…
「おにぃちゃんっっ!!」
「心愛!!かえってきたぞ!!」
私のお兄ちゃんは佑介、
すっごくイケメンでその上
すごいドS………
お兄ちゃんとは3歳年が
離れてて…まぁはっきり
ゆって兄妹の禁断な恋
ってかんじなのかな……
「おにぃちゃあああんっ!!
心愛ね、すごく淋しかったよ
ママもいなくて…うぅ…」
涙がとまらなくなる……
「心愛…
ごめんな1人にさせて…
俺も心愛にあいたかったよ」
お兄ちゃんはそのまま私を
抱っこして、ベットまで
運んでくれた